慢性膝関節症の治療

慢性膝関節症の診断と治療

1.慢性膝関節症について

「膝の痛み」は老年者の愁訴の中でも特に多い愁訴であり、高齢化が進む中で益々増加傾向にある。加齢に伴う退行性変化が原因となる一次性と膝部の外傷の既 往が関係する二次性とがあるが、いずれの場合も関節周囲組織の変性・破壊と骨増殖による関節の変形が症状発現の原因である。しかも、病変と症状の程度は一 致せず、病変はあっても症状は無いというケースがかなり多いとはいえ、高齢者の愁訴別来院患者としても非常に多いので効果的な治療法の習得は不可欠であ る。

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2009年5月24日|

カテゴリー:慢性膝関節症の治療, 過去の講習会