花粉症の治療

現代中医学を応用した花粉症の治療-その2

1.鍼灸治療法Ⅰ=標治法(局所の経気疎通療法)

(1)顔面部:配穴と刺法。

  ①百会=後方へ向かって0,5~0,8寸地平刺する。

  ②?会=百会に向かって0,5~0,8寸地平刺する。

  ③上星=百会に向かって0,5~0,8寸地平刺する。

*治療中、片側の鼻の通りが悪い場合には、上記3穴の鍼の方向を通りの悪い鼻の側に約10~15°針先を向けて刺鍼する。


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2008年3月26日|

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現代中医学を応用した花粉症の治療-その1-2

2.鍼灸治療法(その1)=標治法(局所の経気疎通療法)


(1)顔面部:配穴と刺法。

  ①百会=後方へ向かって0,5~0,8寸地平刺する。

  ②?会=百会に向かって0,5~0,8寸地平刺する。

  ③上星=百会に向かって0,5~0,8寸地平刺する。

*治療中、片側の鼻の通りが悪い場合には、上記3穴の鍼の方向を通りの悪い鼻の側に約10~15°針先を向けて刺鍼する。

  ④印堂=鼻先へ向けて0,5~1寸下方地平刺する。

  ⑤迎香=鼻通(鼻軟骨が鼻硬骨に移行する部の外側で圧するとよく響く所)へ向けて0,5~0,8寸地平刺する(透刺)。

   *④と⑤については、重度の鼻閉塞に対処するためのもの。

2008年3月20日|

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現代中医学を応用した花粉症の治療-その1

1.花粉症について


(1)花粉症の概要:花粉症は「アレルギー性鼻炎」の一種で、正確には「季節性アレルギー性鼻炎」とも呼ばれ、アレルゲンとなる特定の花粉が飛散する時期に発生するもので、Ⅰ型アレルギー反応を機序として起こるものである。

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2008年3月19日|

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