頻尿の治療

頻尿に対する治療

1.頻尿について

頻尿を来す病態は非常に多い。排尿量の増加を来す病態-腎不全初期や、膀胱内の炎症や刺激、前立腺の異常、尿崩症など-はいずれも頻尿を伴うし、寒冷刺激 や水分の摂取過剰などによって一過性に起こる場合もある。さらに、高齢者の場合のように、何ら病因もなしに夜間頻尿が見られるものがあり、昼間にも尿意頻 数や場面尿失禁(急激な感情の変化やくしゃみなどに際して下着が湿る程度の軽い尿失禁をきたすもの)などが起こり、加えて、眩暈、耳鳴、難聴、腰や膝のだ るさをきたすものがある。

今回は特に、このような病態についての対処方法について考察する。

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2009年5月24日|

カテゴリー:過去の講習会, 頻尿の治療